ANNA

先日の居酒屋に続き、今日は映画館に行ってきた。

良くも悪くも、日々、生活が日常に戻っている。

世間的にどう思われているのかは知らんが、迷惑をかけようと思って行動してる訳じゃないしな。

だが、少し街に出れば、そこそこな密度だし、レジ前の足下に貼られたライン以外は、案外役に立っていない。

注意はし続ける意識が大切だ。

 

娯楽が少しづつ戻り始めている状況で、少し不安になりつつも映画館に向かった。

 

リュックベッソンのANNAを観た。

 

金曜日に公開されて、最初の土日だったのにもかかわらず、劇場には10人くらいしか居ない。

 

わざわざ朝から行ったのもあるが、新作の上映もまだ少ないからか。それともテレビでCMが流れないからか。

 

映画館で人が少ないのは、単純に嬉しいが、なんとなく複雑だった。

 

 

作品はリュックベッソン節が炸裂していた。

 

いつも通り、殺し屋が格好良く人を殺しまくる。

 

陰謀と裏切り、客を騙す時系列の組み立てのバランスが良かった。

 

 

外に出ると気持ちが良い夏空だった。

映画の余韻は直ぐに何処かへ消えてしまった。

 

朝から観る映画じゃなかったのかもな。

 

夏空を眺めて、平和過ぎるなと思えた。

プール行きたい。

 

 

 

 

 

居酒屋始め

なかなか外に出辛かったが、久しぶりに連絡を取った旧友と京橋に行ってきた。

 

久しぶりの友と久しぶりの居酒屋。

 

何もかもが新鮮に見えた。

 

この前ライブハウスで音を聴いた時に似ている。

 

いつも当たり前だった空間が新しくなる感覚は、とても面白い。

 

昔、同じ友と行った、同じ居酒屋に行った。

 

そこは店のグッズを買えば、注文の際に提示することで安く酒をオーダーできる。

 

友はグッズをちゃんと持ってきていた。

 

俺は引き出しに入れたまま、忘れてしまっていた。

なんだか悔しかったが、また今度来よう。と言った約束が生きていたようで、嬉しかった。

 

友は10年来のバイク仲間だ。

今はお互いバイクには乗っていないが、俺はこのコロナの時期に、コツコツ整備をし、車検を通せるくらいまでに仕上げた。

まぁ、その話はまた別で書こうと思う。

 

友は友で、またバイクの乗ろうと色々考えているところだった。

 

昔は仲間が沢山居たが、なかなか維持するのが難しいバイクだ。

年も落ち着けば、仕事や、結婚で、バイクから離れてしまう。

今では連絡が取れるのはこいつしか居なくなってしまった。

 

バンドでもそうだが、あいつは今、元気にしているのか?

 

よく考える。出来れば面白おかしく生きていて欲しいし、また会って喋れたらなと思う。

 

最後に残ったこの友は相変わらずだ。

気を遣わず、よく遠出して、キャンプをした。

お互い、歳を取った事を感じさせない。

 

本人には直接よく言えないが、今日みたいな日を大事にしていきたいな。

 

また遠くに行けたらなと思う。

 

みんなは元気にしているか?

 

また会おうな。

国技館

この前テレビで見て気になっていた店に行ってみた。

 

その名も国技館寿司。

 

名前もそうだが、中身もかなりのパンチ力だった。

 

周りにはコインパーキングも少なく、なかなかアクセスの悪い場所にある。

 

しかし、メディアの力というのは凄いもんだ。

正直舐めていたよ。

 

行列が出来ていた。

 

引くに引けず、2時間待ってしまった。

 

席に座り注文する頃にはネタも少なくなっていたし、店の人もバタバタで、申し訳なさそうに謝り倒していた。

 

少し悪い事をしたと思う。

 

肝心の寿司だが、ネタもシャリもデカい。

一口ではとても食えない大きさの寿司を2つに切った状態で提供される。

 

ネタを切り、握って、さらに切る。

 

それでも少し大きい。

 

斬新すぎる。

 

それに比例するように、店内の内装も、大将のキャラも濃かった。

昔の食笑を彷彿とさせる店だった。

 

また店が落ち着いた頃に、また行けたらいいな。

 

新たな覚悟

ソファが壊れた。

 

座っていたら急にバキッいう音とともに、

テレビを観ていた俺の目線が一段下がった。

 

一瞬、訳がわからなかった。

そして今でも訳がわからない。

 

俺の体重は60キロ代だ。

少し太った?なんてことも言われたりしようが

、別に肥満では無い。

 

その時はあぐらをかいていた。全体重がソファに乗っている訳だが、納得いく訳がない。

 

お前はソファだからだ。

 

ネットの安物なんかじゃない。

湯◯家具で買った、そこそこの3人掛けソファだ。

 

なぜ60数キロに耐えられない。

 

俺は保証書を探した。

保証は1年間か3年か。。。

 

配達は去年の3月だった。

ちょうど今の家に引っ越しをしたタイミングだった。

 

だとしたら1年は超えている。

希望は少しづつ薄くなっていく。

 

その時に買い替えた他の家具や家電の保証書は全て出てきた。

 

結局、そいつだけ出てこなかったよ。

 

理不尽に壊れたソファと、肝心な時に姿を消す保証書に、お前らグルだろ!

そう思ったね。

 

だが、保証書に関しては、管理出来ていない俺が悪いのだ。

 

腑に落ちないが、どうにもならないことなんだろう。

 

俺は、3人掛けのソファを割った男として、これから生きていく。

今、そう決めたんだ。

 

今日という日を忘れない。

感じたこと

自然と涙が出た。

 

2日前のコロナ渦中。

サーキットライブが中止を宣告せずに配信ライブになった。

正直言って配信ライブにはあまり興味が無い。

家にいても観ない。

たまたま併設しているスタジオ練習の為、早めに到着したライブハウスで配信中の生ライブを見た。

仲の良い先輩のライブだった。

 

身体が動いてしまいそうな凄まじい低音と、耳がどうかしてしまうんじゃないか、と思えるほどの高音が混ざり合って、おれの身体をぐるぐる回った。

音を浴びた。

 

今まで当たり前だと思っていたライブハウスの音響が、改めて俺の身体を揺らした。

 

自然と涙が出た。

 

 

みんな元気か。

 

ブログとやらを始めてみた。

ずーっとやりたいと思ってていた事を始めることにした。

俺は三日坊主だからはっきり言って自信が無い。

 

たとえ一回でも伝えたい事を出せれば良しとしよう。

 

5/24、某、配信サーキットライブの出来事だ。

 

30分の演奏、15分前入り、演奏後15分で撤収というルールだった。

 

いざ会場入りすると、出番を終えたバントマンが何人か残っていた。

 

みんな感染に対してある程度覚悟を決めて来ているだろう。

俺もライブハウスや、スタジオに行くならと覚悟はきめている。

あとは運だけのもんだ。

 

実際には知らんが、そんな奴らが残ってライブを観ている。

 

現場は最高だ。

 

映画は映画館。ライブはライブハウス。

家では足りないものが多すぎる。

 

本来帰らないといけない奴がルールを無視して残っている。

 

なぜか嬉しくなった。

仲間だ。

 

ライブハウスっていうのは不良のものだ。

 

今でもそう思っている自分がいる。

 

今ではクリーンになっているけど、

興奮出来る音を出す。高揚出来る音を聴く。

そこはきっと変わらないと思う。

 

不良って何だ?と思うけど、きっとこの時代、コロナ渦中に、夢中になれるものに我慢できない奴が、そうなんじゃないのか。

 

そうであれば嬉しい。

 

もう少し時間はかかりそうだけど、またライブハウスでみんなに会えれば良いなと思う。

 

今度は俺らが音を浴びせてやる。

 

俺が感じたものを君らに伝えれたらいいな。