新しい事を始める理由

不運というものは何故か重なる。

 

嫌なことだから、目立って覚えていると言うのも有るかもしれない。

 

またまた重なった悪いことに対して、最近の出来事を更に足してしまうこともあるだろう。

 

スタジオ帰りの夜道で、パーン!という音と共に、俺の足に何かが飛び散った。

 

その数秒後に乗っていた自転車がパンクした。

 

実際にはタイヤが破裂していた。

 

癇癪玉を踏んだみたいだ。

 

家の近くで助かった。

 

家からスタジオまでは片道7.5キロある。

クロスバイクで30分程だ。

 

普段は車で移動するのだが、今日は自転車だった。

 

実は今日、車を車検に出したんだ。

 

思いもよらぬタイミングで2つの交通手段を失ってしまった。

 

ただただ唖然としている。

 

車は週末にでも帰ってくるが、明日の通勤をどうするか。

 

駅は、家からも、職場からも遠い。

 

俺の手持ちのカードでは、答えは1つしか出せない。

とても早起きになる。

こんなブログを書いている時間があるなら寝るべきだ。

 

しかし、現実逃避してしまうのだ。

 

時間や、体力的なものもそうだが、金銭的にも辛い。

 

クロスバイクだからな。

 

タイヤを変えれば、新品のシティサイクルが買える位の値段にもなる。

 

普段なら大したことはないのだが、車検で金が飛んでしまうのだ。

そして、つい最近、市民税を払ったばかりだ。

 

元々、払わなければいけないものではあるが、たった数日で出費がなかなかエグい。

 

かと言って、普段は自転車通勤をしている俺にとっては、早々に、自転車をどうにかしなければ、

毎日早寝早起きをしなければならない。

 

...

 

言葉にすると、健康的で笑えてくるな。

 

メルカリだ。

俺にはメルカリしかない。

メルカリを始めてみることにする。

ラクタを売るのだ。

 

今決めた。

 

 

興奮と熱量

映画の中では割とタイムリープ物が好きだ。

 

もう一度やり直せたら。

やり直したとして自分がどう変わるのか。

という発想が自由で良い。

 

そして絶対的に現実では起こり得ない話だ。

 

もし自分がタイムスリップ出来るとしたら、間違いなく昨日だろう。

 

何が言いたいかというと、

 

サザンオールスターズの配信ライブを見逃したんだ。

 

とてつもなく凹んでいる。

 

ずっと気にしていたし、先日もスタジオで話題に上がったのに、何故か忘れていた。

 

普段のライブでチケットを買っていれば、忘れる事はなかっただろう。

 

わざわざ、お客さんの居ない、配信ライブで、横浜アリーナを使う理由。

 

普段は観れない近さでの、計算尽くされたライブ演出。

 

とにかく楽しみにしていた。

 

俺らがやる配信ライブでは見逃し配信というものがあるが、サザンのライブには無い。

 

正直、理想だと思う。

 

みんなで同じタイミングで、同じ物を観て、楽しむ。

 

それがライブだ。

 

俺のやってるバンドだと、その場その場でアドリブが入ったり、お客さんの熱量に負けて雑な演奏になってしまう事がある。

 

そこから熱量を引くとただ雑な演奏だ。

後から自分で観ると、酷いものだ。

 

自信を持って、丁寧に演奏しろというだけの話だが、それが出来たとして考えは変わらないだろう。

 

現場に居る感動と興奮と爆音が大事だと思う。

 

俺が求めているのは、画面上でも無く、時間の巻き戻しでも無く、ライブだ。

 

本音を言えば、サザンの配信ライブは観たい。

 

しかし、この思いは次に繋がる。

 

次は本物を観に行く。チケットが取れなければ、その次だ。

 

結果、それで良かったのだろう。

 

再確認だ。

 

そう自分に言い聞かせてやけ酒を飲む。

 

未来を考えてみた。

金曜ロードショーで、3週連続、バックトゥーザフューチャーが放送されているのは、知っているか?

 

先週の金曜日にパート1が放送された。

 

過去の名作だ。

一度は見た事がある人も多いだろう。

タイムマシーンで過去に行くアレだ。

 

久しぶりに観ると、やはり面白かった。

 

待ちきれずに動画配信サービスで、パート2を観た。

 

ストーリーは勿論だが、今だからこそ面白いと思える描写があった。

 

パート2は1989年上映で、31年前の映画だ。

 

2作目では、未来に行くことになるのだが、

その未来というのが、当時から26年後の未来なのだ。

 

つまりは2015年。

俺らはいつの間にか追い越してしまっていた。

 

 

スピルバーグが想像した未来では、車が空を飛んでいた。

 

しかし、ブラウン管テレビはまだ存在し、インターネットや、スマートフォンは存在しない。

ファッションは少しSF風だ。

 

今だからこそ、違和感を感じるが、俺が映画を見た頃は、何も疑わずに未来はこんな風になると思ってた。

誰だって、26年後の世界なんて、簡単に想像できないよな。

 

今から26年後には車は飛んでいるのか。

 

それとも、北斗の拳みたいに、街が廃墟と化しているのか。

 

まぁそこまで大袈裟に考えても仕方ないんだがな。

 

ライブハウスにお客さんが戻ってきた時、どんな風にライブが出来るか。

それぐらいは、ちゃんと想像して、考えないといけないよな。

 

早くお客さんを入れて、以前のように、ライブがしたいな。

車輪

仕事終わり久しぶりに一杯飲みに行った。

これもまた楽しい。

 

1年と少し前に今の街に引っ越しをした。

 

知らない道や、知らない店。普段乗らない電車の路線。

少し寂れた街だが、俺には輝いて見えた。

 

毎日更新されていく、どうでも良い知識や、通勤の近道。

 

毎日が楽しかった。

 

それが最近、復活しているように思う。

 

1年も経てば慣れてしまう街での暮らし方が、また更新されている。

 

周りが大変なのはわかっているが、たった2ヶ月の自粛で大事なものを見つめ直せるのはデカい。

 

人間は本質を忘れちゃダメになってしまう。

 

 

冒頭にも書いたとおり、仕事終わりに一杯ひっかけてきた。

 

昔よく行ってた立ち飲み屋だ。

 

ここの特徴は、店がある程度広く、常連がくっつかない。

ここでの俺は、いつも、一期一会の会話をしているように思う。

 

今日、俺の横にふらっと現れた男は、ベーシストだった。

 

店員が俺に対してライブハウスの話や、家でギターを弾いているのか。と言う話題から会話に入ってきた。

 

家のベースは埃を被っていると話す50代のベーシスト。

 

実際のところ、珍しくもない話だ。

ノルマを払って何回かライブをしたと言う人が多い。

 

それが別に、悪い事とも思わないし、好きなアーティストの話をすれば面白いからな。知らないアーティストを教えてもらえれば万々歳だ。

 

俺は普段通り、年甲斐もなく、遊びみたいなものでバンドを続けていると話す。

 

すると、会話の中からツアーの話や、大きめのハコでのワンマンの会話が出てきた。

 

30年前にきっと活躍していたバンドだ。

少し焦ったが、時代が違うのもあって、知らないのは失礼にはあたらなかった。

 

実際、知らなかったがな。

 

俺も自分のバンド名を出すと、変に敬語を使われる時がある。

そういうのがあまり好きじゃない俺にとっては、良い距離感だった。

 

しかし驚いた。

 

やはり、どこでライブしていたかの話になる。

話していくうちに1つのライブハウスの名前が上がった。

 

ファンダンゴだった。

 

ファンダンゴはとにかくお世話になっているライブハウスで、スタッフとも親友の様に接している。

時代は違えど、そのベーシストも同じだった。

 

そこからの会話は、とにかく共通の話ばかりで、こんな事もあるんだな。と思った。

 

思わずファンダンゴの加藤さんに電話した。

 

かなり好きなバンドだったらしく、疎遠だったかつての友に加藤さんも喜んでいるのがわかった。

 

実際にライブを見ていないし、音源も聴いていないが、

下手くそで、バラバラで、とにかくカッコ良いバンドだったみたいだ。

 

何も知らず世代交代をして、俺らがそれを引き継いでいるような気がして、とにかく嬉しい気持ちになった。

 

別に使命感は無いが、加藤さんから見るファンダンゴの歴史の中で、その2バンドがちょっとしたダイジェストになっていれば、それはとてもドラマチックだ。

 

俺らが引退した後、ファンダンゴでは、当たり前のようにそんなバンドがまた現れるんだろう。

 

車輪のように回り回って

俺が50歳を過ぎた頃、そいつと立ち飲み屋で出会えたら面白い。

 

ANNA

先日の居酒屋に続き、今日は映画館に行ってきた。

良くも悪くも、日々、生活が日常に戻っている。

世間的にどう思われているのかは知らんが、迷惑をかけようと思って行動してる訳じゃないしな。

だが、少し街に出れば、そこそこな密度だし、レジ前の足下に貼られたライン以外は、案外役に立っていない。

注意はし続ける意識が大切だ。

 

娯楽が少しづつ戻り始めている状況で、少し不安になりつつも映画館に向かった。

 

リュックベッソンのANNAを観た。

 

金曜日に公開されて、最初の土日だったのにもかかわらず、劇場には10人くらいしか居ない。

 

わざわざ朝から行ったのもあるが、新作の上映もまだ少ないからか。それともテレビでCMが流れないからか。

 

映画館で人が少ないのは、単純に嬉しいが、なんとなく複雑だった。

 

 

作品はリュックベッソン節が炸裂していた。

 

いつも通り、殺し屋が格好良く人を殺しまくる。

 

陰謀と裏切り、客を騙す時系列の組み立てのバランスが良かった。

 

 

外に出ると気持ちが良い夏空だった。

映画の余韻は直ぐに何処かへ消えてしまった。

 

朝から観る映画じゃなかったのかもな。

 

夏空を眺めて、平和過ぎるなと思えた。

プール行きたい。

 

 

 

 

 

居酒屋始め

なかなか外に出辛かったが、久しぶりに連絡を取った旧友と京橋に行ってきた。

 

久しぶりの友と久しぶりの居酒屋。

 

何もかもが新鮮に見えた。

 

この前ライブハウスで音を聴いた時に似ている。

 

いつも当たり前だった空間が新しくなる感覚は、とても面白い。

 

昔、同じ友と行った、同じ居酒屋に行った。

 

そこは店のグッズを買えば、注文の際に提示することで安く酒をオーダーできる。

 

友はグッズをちゃんと持ってきていた。

 

俺は引き出しに入れたまま、忘れてしまっていた。

なんだか悔しかったが、また今度来よう。と言った約束が生きていたようで、嬉しかった。

 

友は10年来のバイク仲間だ。

今はお互いバイクには乗っていないが、俺はこのコロナの時期に、コツコツ整備をし、車検を通せるくらいまでに仕上げた。

まぁ、その話はまた別で書こうと思う。

 

友は友で、またバイクの乗ろうと色々考えているところだった。

 

昔は仲間が沢山居たが、なかなか維持するのが難しいバイクだ。

年も落ち着けば、仕事や、結婚で、バイクから離れてしまう。

今では連絡が取れるのはこいつしか居なくなってしまった。

 

バンドでもそうだが、あいつは今、元気にしているのか?

 

よく考える。出来れば面白おかしく生きていて欲しいし、また会って喋れたらなと思う。

 

最後に残ったこの友は相変わらずだ。

気を遣わず、よく遠出して、キャンプをした。

お互い、歳を取った事を感じさせない。

 

本人には直接よく言えないが、今日みたいな日を大事にしていきたいな。

 

また遠くに行けたらなと思う。

 

みんなは元気にしているか?

 

また会おうな。

国技館

この前テレビで見て気になっていた店に行ってみた。

 

その名も国技館寿司。

 

名前もそうだが、中身もかなりのパンチ力だった。

 

周りにはコインパーキングも少なく、なかなかアクセスの悪い場所にある。

 

しかし、メディアの力というのは凄いもんだ。

正直舐めていたよ。

 

行列が出来ていた。

 

引くに引けず、2時間待ってしまった。

 

席に座り注文する頃にはネタも少なくなっていたし、店の人もバタバタで、申し訳なさそうに謝り倒していた。

 

少し悪い事をしたと思う。

 

肝心の寿司だが、ネタもシャリもデカい。

一口ではとても食えない大きさの寿司を2つに切った状態で提供される。

 

ネタを切り、握って、さらに切る。

 

それでも少し大きい。

 

斬新すぎる。

 

それに比例するように、店内の内装も、大将のキャラも濃かった。

昔の食笑を彷彿とさせる店だった。

 

また店が落ち着いた頃に、また行けたらいいな。